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Applications & Techniques

BD SpectralFX™ Technology

Overview
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BD SpectralFX™ Technologyは、フルスペクトル光学検出に最適化されたハードウェア設計とシステム認識型unmixingアルゴリズムを組み合わせることで、フローサイトメトリーに使用できるカラー数を最大化し、最適なスペクトル分解能と感度を実現します。また、次世代のセットアップおよび品質管理 (QC) システムを備えており、検出器の設定を自動化し、一貫した性能を確保しながら、スペクトルワークフローを簡素化します。

 

BD SpectralFX™ TechnologyとBD CellView™ Image Technologyの技術は、リアルタイム イメージングおよびスペクトル フローサイトメーターであるBD FACSDiscover™ S8セルソーターに搭載されています。この2つの技術の組み合わせにより、細胞ごとに前例のない数の特徴を測定できるようになり、細胞分析と分類の能力が拡大します。

 

最適化された光学およびハードウェア設計

BD SpectralFX™ Technologyは、光学損失を最小限に抑え、より多くの検出器の搭載を可能にするモジュール式光学アーキテクチャーを採用しています。この技術により、5つのレーザーからアルゴリズムで最適化されたバンドパスフィルターを使用した78個の蛍光検出器を使用して、パネルサイズの拡張と蛍光色素の選択の柔軟性を実現します。

 

Excitation Optics:

  • 349 nm
  • 405 nm
  • 488 nm*
  • 561 nm
  • 637 nm
 
*488-nm laser is optically divided to support signal detection with BD CellView™ Image Technology
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Overview of BD FACSDiscover S8 Optical Layout

BD FACSDiscover™ S8 セルソーターの光学レイアウト簡略図

BD FACSDiscover™ S8 セルソーターは、空間的に分離された(異軸) 5つのレーザーと対応するスペクトル検出器アレイを備えています。

次世代のセットアップと QC

次世代のセットアップとQCにより、検出器のセットアップが自動化され、一貫性とパフォーマンスが向上します。内蔵LEDは、日常のセットアップの一環として検出器ゲインのキャリブレーションを実行し、検出器の感度を特性評価するために使用されます。これにより、すべての検出器にわたって簡単かつ一貫した検出器ゲイン調節が可能になります。さらに、広範囲スペクトルのセットアップビーズを使用し、システム全体のパフォーマンスを追跡し、MFI トラッキングを通じて時間の経過とともに一貫した測定結果を確保します。

 

各実験の測定にはデフォルトの検出器ゲイン設定が用意されており、検出器の感度とダイナミックレンジのバランスが保たれるため、実験ごとにゲインを手動で調整する必要がなくなります。

Next Generation Setup and QC

システム認識型unmixingアルゴリズム

蛍光色素のスペクトルの重なり、電気ノイズ、光学的バックグラウンドなど、多くの要因によりデータが正確に分離されず、解像度の低下につながります。BD SpectralFX™ Technologyは、システムノイズ、サンプル品質、検出器ゲインに対応して、unmixingプロセスを適応させるシステム認識型unmixingアルゴリズムを使用して、もれ込みによるスプレッドをリアルタイムで制御します。

 

standard and System-Aware Unmixing

 

システム認識型unmixingは、LED ベースの検出器ノイズキャリブレーションと各蛍光検出器のリアルタイム ノイズ推定から、広範囲にわたる検出器のゲイン設定を管理し、スペクトル全体にわたるunmixされた集団のスプレッドを抑制します。

 

BD SpectralFX™ Technologyは、フルスペクトル光学系、次世代 QC、およびシステム対応のスペクトルunmixingを組み合わせ、機器とサンプルの状態にリアルタイムで適応して、ソーティングに適したデータのunmixingを実現します。

ガイド付きワークフロー

BD FACSChorus™ ソフトウェアは、ガイド付きワークフローを使用してベストプラクティスをサポートしながら、新しいアプリケーションにも柔軟に対応します。実験を正確に実行するために必要なすべての手順を段階的に説明したワークフローが提供されます。

FACSChorus Guided Workflow
FACSChorus Guided Workflow Part 1
  • 実験のデザイン:実験に使用するマーカーと蛍光色素を選択
  • イメージング機能の選択
  • ゲインの調節:新しい検出器の調節インターフェースにより、スケール外のチャネルを確認して、サンプルのゲイン設定が調整可能
FACSChorus Guided Workflow Part 2
  • 単一染色コントロールの設定:染色されていないサンプル(ネガティブコントロール)と単一染色コントロールを記録し、適切な陽性集団と陰性集団を定義
  • データの表示:染色されたサンプルを測定し、unmixingした結果を確認します。
  • ソーティングの設定
  • ソーティング
  • レポートの表示
Sample Data
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BD Solutions
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本製品は研究用です。疾病の診断・治療または予防に使用することはできません。