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Q: 抗体の濃度を教えてください。


A:【 test数表示製品の場合 】

 

test数表示製品(使用量が決まっている抗体)の場合、抗体の濃度はバイアルに記載されていませんので、下記を参照してください。


・3の桁から始まる製品 1テストあたりの抗体のタンパク量と使用量がデータシートに記載されています。ロットに関わらず濃度は常に一定です。 カタログ番号348053 CD34 Human 抗体の使用量 抗体の使用量 抗体の濃度 抗体の濃度 カタログ番号557832 Human CD3 ACP-Cy7

・5の桁から始まる製品(ファーミンジェン製抗体) 使用量はそれぞれのバイアルおよびデータシートに記載しています。使用量は決まっているため、濃度は開示されていません。 
 

・6の桁から始まる製品(ファーミンジェン-トランスダクション抗体) 抗体の濃度は、データシートに記載されています。 カタログ番号611202 Anti-Oct3/4

【 mg表示製品の場合 】
 

抗体の濃度は、それぞれのバイアルに記載されています。バイアルをご確認ください。

Q: 抗体の使用量を教えてください。


A:【 test数表示製品の場合 】 

使用量は、それぞれのデータシートに記載しています。


【 mg表示製品の場合 】 使用量が示されていない抗体は、タイトレーション(濃度検定)を行ってからご使用ください。
 

・フローサイトメーター用の抗体の場合 1x10^6 の細胞に対して、1.0ugを上限とします※。 このときの濃度の目安としては、1.0ug, 0.5ug, 0.25ug等になります。 
 

※ 抗体によっては使用量の上限が異なる場合がありますので、データシートを確認してください(記載のない場合は1.0ugが上限になります)。
 

※ 2次反応試薬(ストレプトアビジンなど)は、1次反応試薬のアフィニティーにより条件が変わってくるため、希釈の幅を何段階か増やしてタイトレーションを行う必要があります。
 

免疫染色に使用する抗体

1〜10ug/mLの間で条件を振ってください。 免疫染色、専用抗体の場合は希釈の必要はありません。

Q:  抗原もしくはエピトープを教えてください。


A: 抗体を作製する際に使用した抗原については、データシートに記載されている以外は抗体ライセンスの契約上開示することができません。またエピトープマッピングも行っていません。

Q: アイソタイプコントロールはどれを使用すればよいですか。


A: アイソタイプコントロールとは、フローサイトメーターで使用するコントロール抗体です。これを使用することで抗体の非特異反応によるバックグラウンドを測定することができ、より精度の高い測定をすることが可能となります。

目的とする抗体のデータシートの中に推奨するアイソタイプコントロールのカタログ番号を記載していますので参照してください。 

記載のない場合は、抗体の名称をお調べの上、お問合せください。

Q: 抗体の形状と保存温度を教えてください。


A: 抗体は全て溶液状態でお届けします。 粉末型の抗体はありません。蛍光色素のついた抗体は冷蔵(4℃)保存です。「Do not freeze.」と書いてある製品は、凍結しないでください。 抗体の中にはマイナス20℃で保管する製品もあります(トランスダクション社製の抗体など)。このような製品にはグリセロールが含まれているためマイナス20℃保存であっても凍結していません

Q: 抗体溶液の成分を教えてください。


A: 抗体溶液の成分は、データシートに記載されていますが、詳しい内容を必要とする場合には製造部門に問い合わせる必要があります。 なお「Storage Buffer: Aqueous buffered solution containing ≤0.09% sodium azide.」とデータシートに記載されている場合にはタンパク質を含みません。SerumやBSAを含む場合には、データシートに記載しています。Aqueous buffered solutionとはTris-Cl もしくはPBSです。