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BD OptiBuild™ オンデマンド試薬

BD OptiBuild™ オンデマンド試薬でパネル設計の可能性が広がります

Overview
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Sample Data
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Sample Data

BD OptiBuild™試薬をオンデマンドで提供できるのは、何年にも及ぶ検査と分析の成果です。従来の試薬に代わる貴重で強力な試薬を提供できるようになりました。下のサンプルデータから、パネル設計を簡略化する当社の試薬製品ラインの拡張性がおわかりいただけます。

 

パネル設計は高品質のデータを生成するうえで極めて重要です。パネル設計の原則上、抗原密度と蛍光色素の蛍光強度が最適に一致していなければなりませんが、現在設計されているパネルのなかには、標準的なカタログ掲載製品としては提供できない試薬を1個以上必要とするものが約20%存在します。最適な試薬を入手できれば、分解能やデータの質が向上し、最終的には、お客様の研究を通してさらなる科学的解明につながります。  

 

幅広いマルチカラーパネルの選択肢

BD OptiBuild™試薬には幅広い選択肢がありますので、多数の選択肢の中から目的のマーカーに合わせてお選びいただけます。BD OptiBuild™試薬とBD Horizon™試薬は相補的に使用できますので、お客様に必要な色の信頼できる試薬でパネルを最適化することができます。

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各種のフォーマットのBD Horizon Brilliant™試薬とBD OptiBuild™試薬を使用したときのCD21抗体の蛍光強度

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各種のフォーマットのBD Horizon Brilliant™試薬とBD OptiBuild™試薬を使用したときのCD11b抗体の蛍光強度

各種のフォーマットのBD Horizon Brilliant™試薬とBD OptiBuild™試薬を使用したときのKLRG1抗体の蛍光強度

BD Horizon™ BB700:PerCP-Cy5.5に代わるより明るい色素

現在のBD OptiBuild™試薬製品ラインには、BD Horizon Brilliant™ Blue 700が含まれます。BB700はPerCP-Cy5.5に代わるより明るい色素として開発されました。

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ヒトCD166抗体の比較

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ヒトCD23抗体の比較

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マウスCD162抗体の比較

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マウスCD38抗体の比較

パネル設計に関する考慮事項

試薬の選択によって研究に柔軟性が生まれますが、最適なパネルを設計するには、BD Horizon™色素の原則上、抗原密度と蛍光色素の蛍光強度を一致させなければならないという点を念頭に置いておくことが重要です。お客様の用途や研究目標に応じて、目的の細胞集団に対する分解能が他の色素よりも高くなる色素もあります。研究応用チームがパネル設計改良のお手伝いをします。詳細については、メール(ResearchApplications@bd.com)でお問い合わせいただくか、お客様の地域の試薬サポートチーム<国別サポートページのリンク>までご連絡ください。

 

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各種のフォーマットのBD Horizon Brilliant™試薬とBD OptiBuild™試薬を使用したときのCD21発現

BD OptiBuild™試薬は、製造や品質管理試験の方法が、当社の従来の試薬とは異なるものの、BD Horizon Brilliant™色素と同様の高い性能と品質水準を維持しています。

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マウスCD25抗体の直接比較

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マウスCD31抗体との直接比較

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マウスCD184抗体との直接比較

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ヒトCD28の直接比較

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ヒトCD14との直接比較

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ヒトCD33との直接比較

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ヒトCD4 / BD Horizon™ BB700の直接比較

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ヒトCD4 / BD Horizon™ BV480の比較

マルチカラーパネルにおけるBD OptiBuild™試薬の性能

BD OptiBuild™試薬は、蛍光色素と抗体がさまざまに組み合わされている既存のパネルを設計し直したり拡張したりするのに使用することができます。BD OptiBuild™試薬はマルチカラーカクテルにおいて広範囲に試験されており、従来の試薬と比べて再現性のある結果が得られることが確認されています。

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BD OptiBuild™試薬の存在下および非存在下でのヒト8色T細胞パネルの直接比較

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BD OptiBuild™試薬を併用して設計された最適化マルチカラーパネル

Human 12-color NK cell inhibitory receptor panel designed with BD OptiBuild™ Reagents

 

Violet Blue Red

 

 

Fluorochrome

 

 

Primary Laser Line (nm)

 

 

Marker

 

 

Clone

 

 

Volume/Test

BD Horizon™ BV421450CD158fUP-R15 µL
BD OptiBuild™ BV480450CD85jGHI/755 µL
BD OptiBuild™ BV605450CD158bCH-L2.5 µL
BD OptiBuild™ BV711450CD94HP-3D90.15 µL
BD OptiBuild™ BV786450NKG2a1314111.25 µL
BD Pharmingen™ FITC488CD57NK120 µL
BD Pharmingen™ PE488CD158e1 (NKB1)DX920 µL
BD Horizon™ BB700488CD27M-T2715 µL
BD Pharmingen™ PE-Cy7488CD56B1595 µL
BD Pharmingen™ APC640CD158aHP-3E45 µL
BD Pharmingen™ Alexa Fluor™ 700640CD163G85 µL
BD Pharmingen™ APC-H7640CD3SK75 µL

BD OptiBuild™試薬を併用して設計されたヒト12色NK細胞抑制性受容体パネル

 

Violet Blue Red
FluorochromePrimary Laser Line (nm)MarkerCloneVolume/Test
BD Horizon™ BV421450CD158fUP-R15 µL
BD OptiBuild™ BV480450CD85jGHI/755 µL
BD OptiBuild™ BV605450CD158bCH-L2.5 µL
BD OptiBuild™ BV711450CD94HP-3D90.15 µL
BD OptiBuild™ BV786450NKG2a1314111.25 µL
BD Pharmingen™ FITC488CD57NK120 µL
BD Pharmingen™ PE488CD158e1 (NKB1)DX920 µL
BD Horizon™ BB700488CD27M-T2715 µL
BD Pharmingen™ PE-Cy7488CD56B1595 µL
BD Pharmingen™ APC640CD158aHP-3E45 µL
BD Pharmingen™ Alexa Fluor™ 700640CD163G85 µL
BD Pharmingen™ APC-H7640CD3SK75 µL

NK細胞抑制性受容体パネルを用いたヒトNK細胞の特性評価

 

健康ヒトドナー由来PBMCの代表的な解析まず、光散乱特性に基づいてリンパ球を同定しました(データの表示なし)。CD3陰性非T細胞をゲーティングしたうえで、2大NKサブセットであるCD56明CD16陰性細胞(薄い緑色、上のヒストグラム)とCD56暗CD16陽性細胞(濃い緑色、下のヒストグラム)を同定しました。これらの2つのNK細胞サブセットについて、分化マーカーと抑制性受容体の発現を解析したところ、予想どおりの発現パターンが認められました。サンプルの取得には、3レーザーの12色BD FACSLyric™フローサイトメーターを用いました。データ解析にはFlowJo™ v10 ソフトウェアを使用しました。

ロット間の一貫性

BD OptiBuild™試薬はオンデマンドで製造されるため、試薬バイアル1本1本が新しいバッチに相当します。研究結果の信頼性にとって最も重要なのは一貫した性能です。そのため、製造工程においてもロット間の一貫性について広範囲に試験されています。

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6ロットのMs CD8a BV421のヒストグラムが3通りの濃度で一致

上のデータは、同一バッチの色素と抗体を使用した際に複数の結合イベントが生じたことを示しており、このことから高い再現性が実証されました。また、異なるバッチの色素と抗体を用いて、ばらつきの原因となり得る他の要因の影響についても検討しました。これらの試薬は絶えず、最小限のロット間のばらつきで性能を発揮しますので、多施設共同試験や縦断的研究の結果にも自信を持っていただけます。

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3つのマウスCD8a BV786のヒストグラムが一致

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3つのヒトCD4 BV421のヒストグラムが一致

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3つのマウスCD28 BV650のヒストグラムが一致

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3つのヒトCD4 BB700のヒストグラムが一致

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3つのヒトCD4 BUV395のヒストグラムが一致

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3つのマウスCD8a BV480のヒストグラムが一致

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3つのマウスCD28 BV510のヒストグラムが一致

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3つのヒトCD19 BV605のヒストグラムが一致

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3つのマウスCD28 BV650のヒストグラムが一致

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3つのヒトCD4 BV711のヒストグラムが一致

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3つのマウスCD8a BV786のヒストグラムが一致

抗原密度と相対的な蛍光色素の蛍光強度の原則を利用したBD OptiBuild™試薬は、お客様が行っておられる研究にすぐに組み込められるよう慎重に選定されています。製造工程は、1個1個の結合によって活性のある特異的な試薬を作り出せるよう、厳格に検証されています。しかしながら、どのようなカスタム製品でも、何らかの生物学的理由によって特定の配列が最適な性能を発揮しない可能性がごくわずかながら存在します。BD OptiBuild™の性能に関する問題がありましたら、当社の研究応用チームにご連絡ください。

 

BD OptiBuild™試薬のクローンとフォーマットの組合せに関するデータは、あくまでも比較目的で示したものであり、販売目的には使用できません。BD Horizon™試薬カタログとBD OptiBuild™試薬カタログに重複はありません。

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