BD LSRFortessa

蛍光シグナルは最大に、蛍光の漏れこみは最小に

BDが独自に開発した検出光学系には革新的な設計が採用されています。オクタゴン型とトライゴン型に配置された光の経路は、光の検出の効率を最大限に高め、高感度・高解像度で解析できる設計です。その結果、弱陽性の細胞集団や希少な細胞集団の検出が可能になり、マルチカラー解析やパネルデザインに活用すれば、優れた結果が得られます。


光学系システム

光学系は、レーザーが細胞を照射する励起光学系と、散乱光と蛍光がスペクトルフィルターを通過して検出器に入射する検出光学系で構成されています。BD LSRFortessaの励起光学系ならびに検出光学系の革新的な設計によって、励起ロスが低減し、感度と解像度が増大するように、検出効率の最大化が期待できます。

マルチカラー解析のための革新的で実績のあるプラットホーム

励起光学系

励起光学系は、波長が固定された複数のレーザー、ビーム成形プリズム、ビームスポットの位置をそれぞれ空間的に分離させるピンホールで構成されています。

集光レンズは、ゲルで結合しているキュベット・フローセルにレーザー光を集束させます。光学経路とサンプル・コアストリームが固定されているため、起動ごとの照射位置の調整は不要です。

精密な光学設計

ゲルで結合したキュベットからの光は、光ファイバーによって検出器アレイに到達します。検出光学系では、光の経路がオクタゴン型またはトライゴン型に配置され、各蛍光を効率よく検出することが可能です。各光電子増倍管(PMT)の前に配置されたバンドパスフィルターが、集光した波長のスペクトル選択を行います。この検出系では、フィルターとダイクロイックミラーを必要に応じて容易に変更することが可能です。また、光強度を最大にするための光軸調節は、不要です。

Optics - Transmission Pathways Parsley 1

オクタゴン型の光学系レイアウト


Optics - Emission Spectra Parsley 2

代表的な蛍光色素の蛍光スペクトラム

また、この設計は、光反射が光学フィルターを透過するよりも減衰率が低いという原理に基づいています。蛍光は、反射によって各PMT検出器に導かれ、わずか2枚の光学フィルターを透過するだけで検出器に到達します。したがって、光のロスを最小限に抑えて、より多くの色を検出することが可能です。