BD FACSJazz

セルソーターのためのソフトウェア:BD FACS™ Sortware

BD FACS™ Sortwareは、セルソーター専用に開発されたソフトウェアで、レーザー/検出器構成の管理・蛍光補正から、データ測定・ソーティング・データ解析まで、セルソーターに必要な操作を総合的に制御します。


高度なコントロールにも対応

このソフトウェアを使用することで、研究者はセルソーターを容易に操作することが可能です。BD FACSJazz™ セルソーターがバイオハザード対策キャビネットに設置されている場合、BD FACS™ Sortwareによって遠隔制御することが可能です。オペレーターは、流路系の起動・停止などのをキャビネット外から操作できるため、機器本体とサンプルへの接触を最小限に留めることができます。

BD FACS™ Sortwareソフトウェアでは機器設定および測定条件を保存し、呼び出すことが可能です。そのため、同じ条件で測定・ソーティングを実行することが容易です。そのため、研究者は高い再現性を保ちながら迅速に実験を進めていくことができます。さらに細胞のソーティングとデータの保存、以前に保存したデータの解析など複数の操作を同時に行うことが可能です。

分りやすい操作

BD FACS™ Sortwareソフトウェアは、Windows® で稼動するシンプルで分りやすいソフトウェアです。そのため、研究者は操作に集中することなく、実験・研究に集中することができます。BD FACS™ Sortwareでは、機器設定、蛍光補正、データ保存、ゲーティング、解析、ソーティングを順番に行っていくこともできれば、一部の設定のみを変更することも簡単にできます。

BD FACS™ Sortwareは、蛍光補正・細胞集団の分類・ソーティングのモニタリング・データ解析の操作を簡便に行うことが可能です。ゲーティングをヒエラルキーで表示することにより、細胞集団の分類がより簡単で分りやすくなりました。ソートコントロールとイベントカウンターを用いて、ソーティングをモニタリングすることができます。ソーティングを一時停止、再開することや、イベントカウンターをリセット、ソーティングストリームの停止などを操作することもBD FACS™ Sortwareソフトウェアにて可能です。

解析機能も充実

取得されたデータを資料の作成やプレゼンテーションによる発表用に使用できるようにBD FACS™ Sortwareでは多くのデータ出力法が用意されています。ヒストグラム、オーバーレイヒストグラム、ドットプロット、デンシティー(密度)プロット、等高線プロットをそれぞれLinearスケール、Logスケール、Bi-exponentialスケールにて表示することができます。

プレゼンテーションや文書の作成をする場合、ドットプロットなどのグラフィック・データやテキストは、ドラッグ・アンド・ドロップによってエクスポートすることができます。他のソフトウェア・アプリケーションで使用する場合は、FCS(Flow Cytometery Standard)データ・ファイルとして、データのエクスポート・インポートが可能です。

インデックス・ソーティングを用いた遺伝子表現型とフローサイトメーターによる表現型の相関解析
インデックス・ソーティングを用いた遺伝子表現型とフローサイトメーターによる表現型の相関解析
BD FACSJazz™ セルソーターを用いてKG2AとJurkatの2つの細胞株の混合検体より、84個の細胞をランダムに96ウェルプレートに1ウェルに1つの細胞ずつソーティングを行った。 BD FACS™ Sortwareソフトウェアのインデックッス・ソート機能を使うことで、任意のウェルにソーティングされた単一細胞の細胞表面の表現型を調べられます。 また、ソーティングされた84個のシングルセルは、それぞれの遺伝子発現解析を行い(FluidigmBiomark™ HD遺伝子発現プラットホームを使用)、フローサイトメーターで測定した細胞表面抗原による表現型と遺伝子の表現型が一致するかの解析を行った。その結果、ソーティングされた84個の細胞中、6個がKG2A細胞、78個がJurkat細胞であることが判明しこの結果は両者で同一であることが確認された。
この解析に使用した抗体は、CD2 APCとCD34 PE-Cy7であった。 遺伝子発現データ(各細胞につき、96の遺伝子発現を同時解析)は、Fluidigm Corporation(South San Francisco,CA, USA)からの提供

インデックス・ソーティングによりクローンニングの効率が飛躍的に向上

インデックス・ソーティング機能は、研究者にとって非常に有効な解析技術です。インデックス・ソーティングを使用することで、96ウェルプレートなどにソーティングした細胞の細胞表面抗原の表現型を調べることが可能です。インデックス・ソートでは、各イベントごとにソートされたウェルの情報と蛍光パラメーターの情報がFCSファイルに一緒に保存されます。ソートされた各イベントは、ソーティング回収プレートのX・Y座標に従って、一つずつインデックスが付けられます。ソーティング後に、特定の細胞またはソートされた細胞の組合せの細胞表面抗原の特性を正確に遡ることができます。

6 カラー細胞表現解析
6 カラー細胞表現解析
6種類の細胞表面マーカーで染色したヒト末梢血リンパ球を、BD FACS™ Sortware(488nm、640nm、405nm のレーザーを搭載したBD FACSJazz™)にて解析した。
A. ヒストグラム
ヒストグラムは、1つのパラメーター(散乱光もしくは蛍光)と細胞数を示します。
B. ドットプロット
ドットプロットは、2つのパラメーターにてプロットし、細胞集団を特定するのに有効です。
C. オーバーレイヒストグラム
オーバーレイヒストグラムは、複数のデータの集団を重ねて表示することができます。データー間の比較に有効です。
D. デンシティー(密度)プロット
デンシティー(密度)プロットは、2つのパラメーターについてイベントの密度に応じて色を変化させていく表示形式です。
E. 等高線プロット
デンシティー(密度)プロットと同様に、等高線プロットは、2つのパラメーターについて、等高線を使用して表示する形式です。
F. 等高線プロットの解析



BioMark is a trademark of Fluidigm Corporation.

Microsoft and Windows are registered trademarks of Microsoft Corporation.