BD FACSJazz

簡便な操作で安定稼動と無菌操作を実現

長年のハイスピードセルソーターの経験に基づいて、BD FACSJazz™ セルソーターは、優れた操作性とパフォーマンスを実現しています。BD FACSJazz™ セルソーターの流路系は目的の細胞を正確かつ安定してソーティングすることが可能です。また、数々の新機構を採用することで簡単にセットアップおよび運転操作ができます。


アコースティックカップリング

正確で安定したソーティングに重要な安定したドロップ(液滴)を形成するため、BD FACSJazz™ セルソーターでは、液滴を作り出すノズルにおいて高性能アコースティックカップリング技術を用いています。このアコースティックカップリング技術により、細胞の生存率が向上し、ソーティング細胞の収率を高く保つことが可能になります。また操作を簡便化するため、BD FACSJazz™ セルソーターの流路系では、シース液やサンプルの流路の途中にバルブやその他のコンポートを配置していません。

新しい圧力制御とソフトウェア制御

シース液の送液およびサンプル浮遊液のノズルまでのデリバリーは、圧力によって制御されています。 BD FACSJazz™ セルソーターでは、この圧力を調整する圧力調整基盤に、デジタルセンサーを採用しました。この圧力調整基盤は、BD FACS™ Sortwareソフトウェアと協調して稼動することにより、流路系を制御します。サンプル浮遊液の送液、バルブの開閉、ソーティングの実行は、BD FACS™ Sortwareソフトウェアによって制御され、自動化されています。 BD FACSJazz™ セルソーターは、バイオハザード対策キャビネット内に設置して使用することが可能です。キャビネット内に設置した場合、BD FACS™ Sortwareソフトウェアによって、離れた場所から流路系の機能を制御することができ、オペレーターは、機器本体に直接触ることを最小限にとどめることが可能です。

ノズル

ノズルチップの本体への装着は、ネジ式で行うため、常に同じ位置に装着することが可能です。そのため、ノズルを取り外して洗浄した場合にでも、機器本体の調整に大きく影響することはなく、研究者は簡単にノズルの付け外しと機器のコントロールを行うことができます。

交換可能な流路系
交換可能な流路系
サンプルを交換したときに残っている前実験のサンプルまたは細菌・ウイルス・DNA などによるクロスコンタミネーションはセルソーティングにおいて重要な問題です。 クロスコンタミネーションのリスクを緩和するため、BD FACSJazz™ セルソーターでは、サンプルラインの途中に取り外しができないパーツをなくし、サンプルが流れるラインをガンマ線滅菌済みのパーツにすべて交換できるようにしました。潜在的に細胞と接触する可能性があるすべての部品を含めて、すべての流路系のラインが、ディスポーザブル流路系キットで交換できるようになっています。
流路系制御基盤と操作ウインドウ
流路系制御基盤と操作ウインドウ
マウス幹細胞の分化解析
マウス幹細胞の分化解析
Flk1 抗体を用いてGFP を発現するマウス幹細胞を、BD FACSJazz™ セルソーターで解析した。前中胚葉から中胚葉性前血管芽細胞、血管芽細胞までの分化の過程を表わす3種類の細胞集団(GFP-Flk1-、GFP+Flk1-、GFP+Flk1+ 細胞)の存在が明らかになった。 中胚葉のマーカーをGFP にて発現させた。 また、Flk1-PE-Cy7 抗体を用いて染色を行った。
データは、Manchester 大学(England)、Paterson Institute for Cancer Research、Cancer Research UK、幹細胞造血グループ、Valerie Kouskoff 氏からの提供

簡便な操作

操作を簡便にするため、100ミクロンのノズルチップが、容易に脱着できる設計になっています。さらに、流路系にはいくつもの操作性を向上させる機能・工夫が採用され、オペレーターの操作がさらにシンプルになっています。その代表例として、ライン中に混入した気泡がノズルに達してソーティングを阻害しないように、サンプルチューブに気泡が含まれていることを検出する機構を流路系に組み込みました。Sample、Boost、Runなどのショートカットによって、流路系が直感的に制御が可能となり、操作がさらに容易になっています。

シースタンクと廃液タンク

BD FACSJazz™ セルソーターは、7リットルのステンレス製シースタンクと廃液タンクを備えています。 BD FACSJazz™ セルソーターをバイオハザード対策キャビネット内に設置して使用する場合は、これらのタンクをキャビネットの外に配置できます。廃液タンクは、密閉されているためエアロゾルが漏れません。廃液タンクに漂白剤を加えて、生体物質を不活性化することで、オペレーターに危険が及ばないようすることが可能です。



Cy™ is a trademark of Amersham Biosciences Corp. Cy dyes are subject to proprietary rights of Amersham Biosciences Corp and Carnegie Mellon University and are made and sold under license from Amersham Biosciences Corp only for research and in vitro diagnostic use. Any other use requires a commercial sublicense from Amersham Biosciences Corp, 800 Centennial Avenue, Piscataway, NJ 08855-1327, USA.